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2011年12月23日 (金)

創作劇『カゼユクマチ』4年目の成果

『カゼユクマチ』無事終わりました。3ステージで、のべ474名のお客様に観て戴きました。ありがとうございました。
今作はこのブログでも書いた通り「自然災害と避難」をテーマとして、50年前に近畿地方を襲った第2室戸台風をイメージして、下校途中に集会所に避難する小学生たちやそこへ訪れる人たちの数時間を台本にしました。三面を客席に囲まれ、まさに「逃げ場のない避難所」という設定で、小学生も中学生も大学生も大人たちも息苦しいほどの緊張感の中で演じてくれました。
「3・11」を経験して、今どんな創作を行うべきか、多くの方々が様々な試みをされていますが、私も今年ならではの作品を創りたいと思ったのです。被災を「疑似体験」することで、被災された方々に寄り添う心や、生と死そして命と向き合う気持ちを共有しようと。そして「山科醍醐こどもの創作劇」がこれまでに3年間続いてきたからこそ、4年目にこんなシリアスなテーマに取り組めたのです。この作品を経験した出演者はもちろん、小さなお子さまを含めた多くのお客様方にも、この作品の体験は貴重なものになったと思います。もちろん私にとっても、とても貴重な経験となりました。この作品を創る機会をくださった方々にあらためて感謝しています。そして「文化の成果というものは継続してこそ表われてくるもの」だと、ここへ書き添えておこうと思います。

追記:『カゼユクマチ』の「台本」ならびに創作現場での記録を綴った「記録誌」が作成されました。ご覧になりたい方は「山科醍醐こどものひろば」へご連絡ください。稽古場ブログも併せてご参照ください。

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