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2007年11月15日 (木)

定時制高校

昨夜、T高校定時制の文化祭で、“外部公演”として『肝苦りさぁ沖縄』を演ってきました。教室という小さな空間で戦争体験記を語るという内容は、いわゆる“楽しいエンターテイメント”ではない。先生方からも「観劇態度が良くないと思いますが…」なんて言われていた。まぁ、こちら側も「面白くなかったら途中で抜け出て行くだろうし、翻って言えば、本当に聞きたいと思ってくれる生徒達が残ってくれるということや」というような気分で本番を迎えた。携帯電話でゲームをし続ける女子、ずーっとしゃべり続けていたカップル…いろいろザワザワしていたけれど、出演者達の「聞いて欲しい」というテンションは良い高さを保っていた。そして、終盤の“集団自決”のシーンでは、場内が静寂に包まれ、固唾を飲んで聞いてくれた。先生方の不安は覆されたと感じた。
終演後、数名の生徒達や先生方と“交流会”という形で感想などを聞かせてもらった。その中には定時制ならではの戦争を体験している60才以上の生徒さんもおられて、思いがけず“生の戦争体験”を聞かせて戴くことができた。また一つ、観客とのかけがえのない時間を過ごすことができた。

さて、土曜日にもかけがえのない本番時間がやってくる。朝に“楽しい人形劇”で園児達と遊び、夜は“じっくり聞かせる朗読劇”を頑張りたいと思います。(『木津川を泳いだ…』は11/13付の京都新聞に紹介記事が載りました)

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