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2007年9月 6日 (木)

人のフリ見て我がフリ直さなあかんねけど

8月の最終週は、例年の如く高校を巡るクラス劇指導の日々だった。今年は4つの学校、計12クラス。文化祭本番の一週間前の仕上げの稽古を見て、色々とアドバイスをするというものだが、だいたい私は怒鳴っている。「お前らなぁ」「チンタラするな」「アホか」「フラフラするな」口調は非教育的でさえある。決して模範的な“指導”ではない。そりゃ、クラスが一致団結して、段取り良く、意欲もあって、くじけない…というクラスなら私のやり方も変わる。が、正反対なことが多い。それは“学校行事だから仕方なくやっている”という消極性や、“体験不足からくる恥ずかしさ”が原因だと分析している。だから私が「でかい声出せ」と言っても、すぐに声を枯らさんばかりに頑張ってくれる生徒はまずいない。私と彼らとが一緒に過ごす時間は学校によって違うが、1時間半〜3時間。限られた時間で思ったことを言うのに躊躇する時間さえ私は惜しい。どんなことでもそうだと思うが、楽にやってしまったことは後に何も残らない。苦しんで、悩んで、憤って、汗かいて、涙したことは、一生の思い出になりうる。ふとした瞬間に生徒の顔が変わる「判った」とか「本気になってしまった」とか。芝居の面白さの入口手前を覗き見た彼らといつかどこかで再会する日が来るかもしれない。その時は「あの時はホンマむかつきました」って言われるのかなぁ…それもまた良し。

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