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2007年7月20日 (金)

「うれしや青空」と歌える自由

昨日、劇団K芸『きらめく星座』(井上ひさし 作)を大阪・森ノ宮で上演してきました。某高校の団体鑑賞です。日中戦争の戦時下、東京のとあるレコード店一家の物語。日に日に変化していく生活。“自由”が色を失い、物資と共に精神も貧しくなっていく時代。やがて、昭和16年12月8日、米英との開戦をラジオが告げる…。
団体鑑賞だから「観たくて来ている観客」ばかりではない。それで2時間休憩なしで観せられるのだから、高校生達もさぞ疲れただろうと思う。でも、思ったより静かに舞台を観てくれていた(もちろん寝ていた生徒もいましたが)。戦時にも関わらず、毎日楽しそうに唄を歌う一家の姿。だが、確実に彼らの人生は戦争によって国家によって、変えられていく。そうして散り散りバラバラに別れるラストを迎える。
私の役は、赤紙を受けて明日入営という夜に『青空』(という曲)を聞きたいと、レコード店にやってくる少年。時局に合わない音楽は街から姿を消してしまっていて、最後の望みに主人公のレコード店を訪れるという設定。この作品を観た高校生達が、今ある「平和の価値」をあらためて考えてくれたら。

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