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2006年9月28日 (木)

大笹吉雄さん

今夜は『日本現代演劇史』をはじめ、新劇の歴史を綴った数々の著書で有名な大笹吉雄さんをお迎えしての“京都労演演劇講座”でした。「新劇の歴史 そして今、これから」と題したお話の中心は岸田國士の「演劇論」で、60年代以前の日本における“新劇”という言葉が狭義的であったことに警鐘を鳴らしていた岸田さんは、劇作家としてばかりではなく、日本に新しい演劇を創ろうという担い手の欠くべからざる一人であった。にも関わらず、その評価が低い(或いは認知されていない)ことに現代の日本の演劇の創り手・観客・批評家の認識不足(知らないということ)があることを指摘しておられた。また、先人が作り上げた“新劇”という言葉は今や死語である。悲劇も喜劇もリアリズムでもデフォルメも、現代の視点で真摯に創ることが重要で、形やスタイルを判断基準にして芝居を区別することは間違っている、とまとめられた。

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2006年9月26日 (火)

学芸会

最近になってこのBlogに来るようになって戴いている方が多いので、ちょっと記事を続いて書いてみようと思います。

昨日、大津に稽古に向かう途中で(従兄弟の子どもは)ハトコ(…?)から電話がかかってきました「お願いがあるんだけど…こんど、学芸会でげきをすることになって、“こうかおん”がなくてこまってます。持ってるモノがあったら、ダビングしてもらえませんか?」と。まだ小学生だったよな、いや中学生になったかな?と思いつつ。「今、出先なのでFAXでどんな音が必要か教えて」と伝えた。届いたリストから考えるに怪物退治とかがありそうなファンタジーのようだった。実は、自分が演出とかする時は普段レンタルで済ましているので常備はなかった。しかし、持っていた方が便利だし…と思って3枚買って、姪っ子に送りました(プレゼントしてもイイんだけど、多分要らないと思うので、レンタルってことに)。たくさんの効果音を聞いて、芝居づくりの面白さを楽しんでくれたら嬉しいな、なんて思いつつ…。

あと、このBlogページについて。右の欄の「プロフィール」をクリックすると今後の舞台予定が分かります。最新版として、「コーカサス」で指示されたメイクを記録するために写真を撮ったので併せて載せてます(口紅が…)。それと、Harbotのプラン君の枠内にある“×?○”の“?”をクリックすると、ゲームができたりします。お楽しみください。「掲示板(雑談の部屋)」へも書き込みお待ちしています。

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あらためて

ぶんげいマスターピース工房vol.1『コーカサスの白墨の輪』が無事終わりました。お客さんも2ステージで約650名の方に観て戴き、両日とも満席に近い感覚で舞台に立たせていただきました。ご来場戴いた皆様、ご声援戴いた皆様、ありがとうございました。今朝は鴨川で夜を明かした私ですが、何だか惚けてしまいました。こんな感覚は久し振りですね。作品や関係者、何よりも共演者たちとの日々がとても刺激的で、楽しくて、愛おしかったです。たくさんの縁に支えられながら、これからも頑張っていきたいと思っています。感謝・感謝。

で、今夜は11月に演出する「市民劇団O2劇場」の稽古でした。今夜も飲んでしまった…まる2週間は酒浸りだヨ…。

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2006年9月25日 (月)

ただいま

Photo_5打ち上げの後、何人かで鴨川べりで寒さに震えながら語り明かしました。皆さまおつかれさまでした。おやすみなさい。

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2006年9月24日 (日)

2h45m

は無理でした。休憩10分を含めて3時間の芝居となりました。役者陣は詰めようと努力しているのですが、歌の尺(長さ)はなかなか変わらない…。代わりに凝縮感はあると思います。ので、観てほしいです。今日は14時本番。もっと、今回の座組みのメンバーと語り合いたいのですが、もはや楽日です…。
Photo_4お陰さまで、初日の動員は300名を超えました。写真は終演後の「翻訳者と演出者のトーク」の模様です。

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2006年9月22日 (金)

通し場当たり

何しろ時間が足りない。場当たりできてないけど、通し稽古はしたい。てことで、通しながら、転換も照明も試行錯誤と確認作業を並行。混沌とするかと思いきや、そこは舞台経験者達がリズムを牽引していく。みんなから「オモシロクするぞ」という空気が感じられる。今夜初めて稽古を観た人が、「長くは感じなかった」と言ってくれたことは良かった。が…“3時間”。本番が2時間45分以下なら、「だいぶ頑張ったんやなぁ」と思ってください。明けて今日はゲネプロです(しかし、総出演者は揃わない…残念)。

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2006年9月20日 (水)

小屋入り

というか、芸館が「コーカサス仕様」になった。本番まで、舞台も袖も楽屋も我らのものである。本番中の転換や着替えの段取りも具体的に判るようになった。
それとは関係なしに今夜も飲み助である。今夜のメンバーは下は19歳から上は2つ上まで。芝居の話はオモシロイ。そんな場で芸能ネタとかする時間的余裕はハナから不要である。

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2006年9月18日 (月)

「コーカサス」一週間前

さーて、一週間を切ってしまった。昨日は通し稽古をしました。私が気にしてるのは上演時間(チラシでは約2時間30分と謳っているが)…休憩込みで3時間でした。うえ〜。あと10分縮められたら休憩を除いて2時間40分、これなら許される範囲かと思いつつ…あと5日間の稽古でどこまで縮まるか…縮まるのか?…お楽しみに。

新聞の取材もいくつか来て戴いているが、今日の夕刻17:15頃からKBS京都テレビに演出の菊川さんが生出演します。(先日の)稽古風景も映像として流れるらしいので、お時間の合う方は観て戴けると幸いです。

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2006年9月14日 (木)

肝苦りさぁ 沖縄:後日談

Photo_2Photo_3昨夜は雨の中、『肝苦りさぁ 沖縄』滋賀2公演の反省会でした。その時に写真を手に入れたので、UPしておきます。左が大津公演、右が土山公演、写真左端が私(日焼けで皆より顔が黒い…)です。
アンケートをまとめたものも貰いましたので、作品をまだ御覧になったことがない方の為にどんな雰囲気かを伝えるものを引用しておきます。「戦争を知っている方が亡くなられたら、もう伝えられないと思っていました。しかし、今回のように、戦争を経験されてこられた方の文章がシンプルな朗読という全く劇化演出を控えた形で示されることで、大変に多くを伝えていることに驚きました。以前、ひめゆり学徒だった方のお話を伺ったことがありますが、今回の取組みはとても意味があったと思いました。」(30歳代)

さらにアンケートから、「君が代」の替え歌〈英語版〉がネット上にあることを知らされました。【心ならずも「君が代」を歌わざる得ない状況に置かれた人々のために、この歌が心の中の抵抗を支える小さな柱となることを願って】という言葉が添えられています。君が代:替え歌「Kiss me」

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2006年9月10日 (日)

「コーカサス」2週間前

今夜も稽古。本番を演る舞台で稽古できるのは本当に有り難いことです。翻訳の岩淵さんに当日パンフレットの原稿をお願いしたところ、1,000字を超える文章を書いてくださりました。お陰で私が目指すところの“読み物としてのパンフレット”が出来たので、ご来場戴ける方はお楽しみに。岩淵さんは23日の終演後「翻訳者と演出者のストレート・トーク」にもご参加いただきます。こちらもお楽しみに。
Photo_1『コーカサスの白墨の輪』
9/23(祝)17時 & 24(日)14時
京都府立文化芸術会館
私へのメールは右にある「メール送信」をclick!(写真をclickすると大きく表示されます。左から2番目は阿部達雄さん、4番目は土肥順一さん、右端は井出 亮さんです。)

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2006年9月 7日 (木)

エンゼルメイク

という言葉があります。いわゆる「死化粧」のことですが、美しく健康的に施すのが肝要のようです。以前、逸見政孝さんのエンゼルメイクをした人がテレビに出ておられて「メイクをした顔が、まるで生きているようで、奥さんがたいへん喜ばれました…」といったことをおっしゃっていた時に、この言葉を知りました。
Photoこの“エンゼルメイク”を題材にした芝居が近日上演されます。知人の谷進一くんをはじめ京都南病院の医師、看護師、職員の方たちでつくる劇団「院内劇場」さんの公演ですが、そのことが京都新聞に載っていましたので紹介。記事の画面へ(ここをクリック)

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2006年9月 2日 (土)

文化祭クラス劇指導

昨日は、今年最後の高校クラス劇指導でした。今年は3校で計7クラス+1演劇部。
とにかく、限られた時間の中でどこまで芝居の面白さ・難しさを伝えられるか・感じてもらえるか。怒鳴りもすりゃあ、ギャグもやらせる、良ければほめるが、追い込みもかける。口は悪いし、決して模範的指導者ではないだろうが、これが私のスタイル。「おめぇら頑張れ! 手抜くな! 気抜くな! 必死になってみろ!」反抗的に睨まれようが、お構いなし「睨んでる暇があったら、やれ!」。
数少ない演劇体験の機会、一生懸命やらさなきゃもったいない。頑張ってこその達成感だぞーっ! …ってやってたらヘトヘトになるのです。ふぅ…。

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